せっかくのオーダースーツが入らなくなってしまった!  スーツのサイズ直しってどんなことするの?

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せっかく気に入っていたスーツのサイズが合わなくなってしまった! スーツのサイズ直しってどんなことするの?

長く続いたコロナ禍で外に出る機会が減っていた期間、体を動かすことが少なくなって太ってしまったり、逆に外食をしなくなって痩せてしまったりtと、せっかくのスーツのサイズが合わなくなってしまった、というお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。

スーツは体型に合わせてサイズ調整が必要な服装ですが、どこまで直せるのか、気になる点も多いと思います。そこで今回は、スーツのサイズ直しについて、ご紹介します。また、自分で直す方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

ジャケットのサイズ直し

ジャケットはスーツの中でも最も重要なパーツです。ジャケットが体型に合っていないと、全体の印象が損なわれてしまいます。ジャケットのサイズ直しで調整できる範囲は以下の通りです。

 

袖丈のサイズ直し

スーツジャケットの袖丈は、手首の骨が袖口で隠れる程度が適切な長さです。袖丈が長すぎると、スーツに着られているようなだらしない印象になります。逆に短すぎると、幼く見えたり、シャツの袖がはみ出しすぎたりします。

袖丈のサイズ直しは、ジャケットの肩から袖口までの長さを測定して、必要な分だけ詰めることで行います。ただし、袖口にボタンやボタンホールがある場合は、その位置を考慮する必要があります。ボタンやボタンホールを移動することも可能ですが、それには追加料金がかかる場合があります。

また、袖丈を詰めることは比較的簡単ですが、長くすることは難しいです。ジャケットの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、袖丈は短く詰められても長くすることはできないと覚えておきましょう。

 

着丈のサイズ直し

スーツジャケットの着丈とは、襟から裾までの長さのことです。着丈が長すぎると、脚が短く見えたり、だらしない印象になります。逆に短すぎると、カジュアル感が強くなったり、バランスが悪くなります。

着丈のサイズ直しは、裾を切って必要な分だけ詰めることで行います。ただし、裾にスリットやポケットがある場合は、その位置を考慮する必要があります。スリットやポケットを移動することも可能ですが、それには追加料金がかかる場合があります。

また、着丈を詰めることは比較的簡単ですが、長くすることは難しいです。ジャケットの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、着丈は短く詰められても長くすることはできないと覚えておきましょう。

 

脇幅のサイズ直し

スーツジャケットの脇幅とは、脇下から裾までの幅のことです。脇幅が広すぎると、生地がだぶついてやぼったい印象になります。逆に狭すぎると、動きにくくなったり、背中にシワが入ったりします。

脇幅のサイズ直しは、脇下から裾までの縫い目を解いて必要な分だけ詰めることで行います。ただし、脇幅を詰めすぎるとシルエットが崩れたり、バランスが悪くなったりするので注意が必要です。脇幅を詰めるときは、肩幅や胸囲との調和を考えることが大切です。

また、脇幅を詰めることは比較的簡単ですが、広げることは難しいです。ジャケットの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、脇幅は狭く詰められても広くすることはできないと覚えておきましょう。

 

 

パンツのサイズ直し

パンツもジャケット同様にサイズ感が重要です。パンツが体型に合っていないと、足元からだらしなく見えてしまいます。パンツのサイズ直しで調整できる範囲は以下の通りです。

 

裾丈のサイズ直し

スーツパンツの裾丈とは、股下から裾までの長さのことです。裾丈が長すぎると、パンツが床に引きずってしわになったり、汚れたりします。逆に短すぎると、靴下が見えたり、脚が短く見えたりします。

裾丈のサイズ直しは、裾を切って必要な分だけ詰めることで行います。ただし、裾に折り返しがある場合は、その分を考慮する必要があります。折り返しを移動することも可能ですが、それには追加料金がかかる場合があります。

また、裾丈を詰めることは比較的簡単ですが、長くすることは難しいです。パンツの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、裾丈は短く詰められても長くすることはできないと覚えておきましょう。

 

ウエストのサイズ直し

スーツパンツのウエストとは、腰回りの幅のことです。ウエストが広すぎると、ベルトで締めてもパンツがずり落ちたり、生地がだぶついたりします。逆に狭すぎると、窮屈に感じたり、お腹や背中にシワが入ったりします。

ウエストのサイズ直しは、ウエストバンドを解いて必要な分だけ詰めることで行います。ただし、ウエストバンドにベルトループやアジャスターがある場合は、その位置を考慮する必要があります。ベルトループやアジャスターを移動することも可能ですが、それには追加料金がかかる場合があります。

また、ウエストを詰めることは比較的簡単ですが、広げることは難しいです。パンツの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、ウエストは狭く詰められても広くすることはできないと覚えておきましょう。

 

太もものサイズ直し

スーツパンツの太ももとは、股下から膝までの幅のことです。太ももが広すぎると、パンツがだぶついてやぼったい印象になります。逆に狭すぎると、動きにくくなったり、シルエットが崩れたりします。

太もものサイズ直しは、太ももから膝までの縫い目を解いて必要な分だけ詰めることで行います。ただし、太ももを詰めすぎると膝やふくらはぎにシワが入ったり、バランスが悪くなったりするので注意が必要です。太ももを詰めるときは、膝やふくらはぎとの調和を考えることが大切です。

また、太ももを詰めることは比較的簡単ですが、広げることは難しいです。パンツの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、太ももは狭く詰められても広くすることはできないと覚えておきましょう。

 

ヒップのサイズ直し

スーツパンツのヒップとは、お尻回りの幅のことです。ヒップが広すぎると、パンツがだぶついてやぼったい印象になります。逆に狭すぎると、窮屈に感じたり、お尻にシワが入ったりします。

ヒップのサイズ直しは、お尻から裾までの縫い目を解いて必要な分だけ詰めることで行います。ただし、ヒップを詰めすぎるとシルエットが崩れたり、バランスが悪くなったりするので注意が必要です。ヒップを詰めるときは、ウエストや太ももとの調和を考えることが大切です。

また、ヒップを詰めることは比較的簡単ですが、広げることは難しいです。パンツの裏地に余分な生地があれば可能ですが、それも限度があります。そのため、ヒップは狭く詰められても広くすることはできないと覚えておきましょう。

 

 

こちらの動画は実際にサイズ直しを行った体験動画となります。
サイズ直しをするとどんな感じになるかイメージしやすいのでぜひご参考にしてください。

オーダースーツのサイズ直しをお願いしたら予想外の結末に。。。

 

スーツを自分で直す方法

基本的にはスーツのサイズ直しは専門店に依頼することが基本となりますが、自分で直せる方法もあります。ただし、自分で直す場合には以下の点に注意してください。

 

自分で直せる範囲は限られています

スーツのサイズ直しで自分でできる範囲は、袖丈や裾丈を詰める程度です。ウエストや脇幅などを調整する場合には専門的な技術や道具が必要になりますので、自分で行うことはおすすめしません。

 

自分で直すリスクを考えてください

スーツを自分で直す場合には、生地を切ったり縫ったりすることになりますが、その際に失敗したり傷つけたりする可能性があります。また、自分で直したスーツは仕上がりが不安定になったり、型崩れしたりすることもあります。スーツは高価なものですから、自分で直す前にリスクをよく考えてください。

 

もし自分で直すことに決めたら、以下の方法を参考にしてください。

 

袖丈を詰める方法

袖丈を詰める場合には、まずジャケットを着て適切な袖丈を測ります。その際には、シャツの袖が1~1.5cm見えるようにします。次にジャケットを裏返して袖口の内側から生地を折ります。折った生地の幅は測った袖丈の差分と同じくらいにします。折った生地をピンで留めてからアイロンでしっかりと押さえます。最後に折った生地を手縫いかミシンで縫い付けます。

 

裾丈を詰める方法

裾丈を詰める場合には、まずパンツを履いて適切な裾丈を測ります。その際には、シューズとのバランスやクッションの有無も考慮します。次にパンツを裏返して裾から内側に生地を折ります。折った生地の幅は測った裾丈の差分と同じくらいにします。折った生地をピンで留めてからアイロンでしっかりと押さえます。最後に折った生地を手縫いかミシンで縫い付けます。

 

スーツのサイズ直しを自分でやるリスクとは

スーツはビジネスやフォーマルな場で着用することが多い衣服です。そのため、スーツの着こなしは、自分の印象や信頼性に大きく影響します。スーツの着こなしのポイントは、色や素材だけでなく、サイズやシルエットも重要です。

しかし、体型が変わったり、流行が変わったりすることで自分の体型にぴったり合わなくなったりすることがあります。そんなときには、スーツのサイズ直しを自分でやってみようと思うかもしれません。

しかし、スーツのサイズ直しを自分でやることには、以下のようなリスクがあります。

 

サイズやシルエットが悪くなる

自分でサイズ直しをする場合は、自分の体型や好みに合わせて、スーツの袖丈や着丈、脇幅やウエストなどの細かい部分を調整する必要があります。しかし、これらの部分は、スーツの全体的なシルエットやバランスに影響します。自分でサイズ直しをすると、適切なバランスを見失ってしまう可能性があります。例えば、袖丈を短くしすぎると、シャツの袖がはみ出しすぎたり、腕が短く見えたりします。逆に長くしすぎると、手首が隠れてだらしなく見えたりします。また、脇幅を狭くしすぎると、胸囲や肩幅との調和が崩れたりします。逆に広くしすぎると、生地がだぶついてやぼったく見えたりします。

 

生地や縫製の品質が損なわれる

自分でサイズ直しをする場合は、スーツの生地や縫製に手を加える必要があります。しかし、これらの部分は、スーツの品質や耐久性に影響します。自分でサイズ直しをすると、生地を切ったり縫ったりする際に、生地が傷ついたり縫製がほつれたりする可能性があります。例えば、生地を切るときに刃物が滑って生地に穴が開いたり、縫うときに針が折れて生地に引っかかったりします。また、生地や糸の色や質感が合わない場合もあります。

 

時間や費用がかかる

自分でサイズ直しをする場合は、必要な道具や材料を揃える必要があります。また、サイズ直しには技術や経験も必要です。自分でサイズ直しをすると、道具や材料を購入したり探したりする時間や費用がかかります。また、サイズ直しに失敗したり修正したりする時間や費用もかかります。例えば、道具や材料を購入するときに送料や手数料がかかったり、サイズ直しに失敗すると生地や糸を買い直したりプロに頼んだりする必要があったりします。

 

スーツのサイズ直しはプロに任せて安心!

スーツのサイズ直しを自分でやるリスクを考えると、スーツのサイズ直しをプロに頼むことがおすすめです。スーツのサイズ直しをプロに頼むことには、以下のような利点があります。

 

自分に合ったサイズに調整できる

プロは、自分の体型や好みに合わせて、スーツの袖丈や着丈、脇幅やウエストなどの細かい部分を調整してくれます。これにより、スーツが自分の体にフィットして、快適に着用できます。

 

シルエットやバランスが良くなる

プロは、スーツの全体的なシルエットやバランスを見て、適切なサイズ直しを行ってくれます。これにより、スーツがすっきりとした印象になり、体型をよく見せることができます。

 

生地や縫製の品質が保たれる

プロは、スーツの生地や縫製の品質を損なわないように、丁寧にサイズ直しを行ってくれます。これにより、スーツが長持ちして、色あせやほつれなどのトラブルを防ぐことができます。

 

まとめ

スーツのサイズ直しを自分でやるリスクとプロに頼む利点を比較すると、プロに頼む方が明らかに有利です。スーツは自分の印象や信頼性を左右する重要な衣服です。そのため、スーツのサイズ直しはプロに任せて、自分らしく着こなしましょう。

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